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旬の野菜で楽しむ!初夏のさっぱり漬物!レシピ集 【JAコラム】

2020年05月29日コラム

季節の野菜を使って手軽にできる漬物をご紹介です。

野菜のおいしさを凝縮した、さっぱり食べやすい漬物で暑い夏を乗り切りましょう!

監修   野菜ソムリエ上級プロ  KAORU

イラスト 小林裕美子

トマトの白だし漬け

~蜂蜜酢風味~

[材料]2~3人分

トマト…2個

※ミニトマトの場合は10~15個程度

白だし…60ml

水…60ml

米酢…大さじ1

蜂蜜…小さじ1

オリーブ油…小さじ2

[作り方]

(1)トマトはへたを取り、皮をむく。

(2)ジッパー付きの保存袋に白だし、水、米酢、蜂蜜を入れてよく混ぜて(1)を入れる。

(3)冷蔵庫で半日以上漬け、食べるときにオリーブ油を掛ける。

トマトのへたの部分にフォークを刺し、じか火に当ててから氷水に漬けると、皮が簡単にむけます。湯むきしてもよいでしょう。ミニトマトの場合、皮はそのままでもよく、へたを取りつまようじで数カ所穴を開けると味がなじみます。冷やして食べると美味。夏は凍らせてシャーベット状にしても楽しめます。

ナスの塩昆布漬け

~青ジソを添えて~

[材料]2~3人分

ナス…1本

塩昆布…10g

白すりごま…大さじ1

ごま油…大さじ1

青ジソ…1枚

[作り方]

(1)ナスは縦半分に切り、斜め薄切りにする。

(2)ボウルに(1)を入れ、塩昆布、白すりごま、ごま油を加えて、手でもむようにあえる。

(3)味がなじんだら、千切りの青ジソを添える。

パパッと作ってすぐでも食べられる簡単あえ物風のお漬物。ごま油の香りで食欲もアップ。漬ける時間がないときにお薦めの時短レシピです。キュウリ、セロリ、カブ、ピーマンなど他の野菜でも代用可能。ミョウガやショウガの千切りを加えても美味。ご飯のお供、そうめんなどの麺類にのせて召し上がれ。

キュウリのビール漬け

[材料]2~3人分

キュウリ…2~3本

ビール…100ml

塩…小さじ2

砂糖…大さじ3

[作り方]

(1)ジッパー付きの保存袋にビール、塩、砂糖を入れてよく混ぜておく。

(2)キュウリは両端を切って(1)に入れる。

(3)冷蔵庫で半日以上漬ける。

漬けている間にビールのアルコール分はほとんど飛ぶため、お酒が苦手な方やお子さまでも食べられます。気になる方はノンアルコールビールで。発泡酒は苦味が強い傾向があるので、通常のビールがお薦めです。漬け汁にタカノツメを加えたり、からしやワサビを入れても美味。ミョウガやセロリを加えてアレンジしても楽しめます。甘味が苦手な方は砂糖の量で調節を。皮を所々むいたり、カットしてから漬ければ短時間で味がなじみます。

レタスの塩レモン漬け

[材料]2~3人分

レタス…1個

レモン…1/2個

昆布…3cm角1枚

塩…小さじ1

砂糖…小さじ2

オリーブ油…小さじ1

[作り方]

(1)レタスは手で縦に裂くように1枚を4~6等分する。

(2)ジッパー付きの保存袋に(1)を入れ、レモンを搾り、昆布、塩、砂糖、オリーブ油を加えて、軽くもむ。

(3)冷蔵庫で30分以上漬ける。

レモンを搾った後にスライスした皮も入れて漬けると、風味がよくなります。国産レモンなどが楽しめる時期がお薦めです。30分程度でサラダ感覚で食べられ、1日以上漬ければレモンや昆布の味がなじみ、食感も浅漬け風に。数日漬けてもレタスのシャキシャキ感は残り、爽やかな味わいなので箸休めにも最適。レタスがたっぷり食べられるレシピ。ハクサイやキャベツで作ってもおいしいです。

パプリカのマリネ

[材料]2~3人分

パプリカ(赤・黄)…各1個

米酢…60ml

砂糖…大さじ2

塩…小さじ1

黒こしょう…少々

ローリエ…1枚

[作り方]

(1)パプリカは一口大に切って熱湯でさっとゆで、水気をよく拭き取る。

(2)保存容器に米酢、砂糖、塩、黒こしょうを入れて、よく混ぜる。

(3)(2)に(1)、ローリエを入れ、冷蔵庫で半日以上漬ける。

パプリカが熱いうちに調味液に入れると、味がなじみやすいです。ペーパータオルなどで水気をよく拭き取ると味が薄くなりません。パプリカから水分が出るので、最初は調味液が少なく感じても大丈夫です。大きめに切ると歯応えが楽しめ、細切りにするとしんなりした食感に。ローリエは、ローズマリーなどのハーブを代用してもいいでしょう。

季節野菜のヨーグルトみそ漬け

[材料]2~3人分

みそ…100g

ヨーグルト…200g

お好みの野菜…適量

[作り方]

(1)ヨーグルトは半量になるくらいまで水切りする。

(2)ジッパー付きの保存袋、または底が広い保存容器にみそと(1)を入れてよく混ぜる。

(3)カブ、ニンジン、セロリ、ミョウガなどお好みの野菜を適当な大きさに切って(2)に入れ、冷蔵庫で半日以上漬ける。

身近な食材で簡単にできるみそ床。発酵食材のヨーグルトとみその働きで、時間をかけたような深いうま味が楽しめます。キュウリ、ナスなど定番野菜の他、どんな野菜でもおいしく仕上がります。季節を問わず、旬の野菜を用いて一年中楽しみましょう。

JA広報通信4月号より

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