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天候不順を跳ね除け、ヤマノイモ出荷へ
2018年11月23日トピックス

それぞれのサイズに選別されるヤマノイモ
日付11/16
北越後ヤマノイモ部会は、新発田市米倉地区特産であるヤマノイモの共同選別作業を行いました。関係者13人で同地区にある集荷場にて選別・出荷作業が短期決戦で行われました。選別作業でヤマノイモを各サイズ(Sから5Lまで)に選別し、そこから形状や状態を確認して等級ごとにまとめていきます。その後、出荷専用の段ボールに並べられ、品質を保つためオガクズを詰めて封をします。30年産は、天候に苦戦した1年となりましたが、逆境を跳ね除けたヤマノイモが11月下旬に大阪を中心に出荷されます。
30年産の作柄は、9月以降の長雨と日照不足が影響し、29年産と比較して収量が減少しました。収穫されるヤマノイモは、主力サイズの2Lや3Lが少なく、LやMが例年より多い結果となりました。部会長の津村岳志さんは「30年産は、とにかく天候に苦戦しました。8月までは晴れ続きで日照を確保できましたが、9月に入ってからの長雨と日照不足が芋の肥大期に大きく影響しました。他産地でも同様の状況と聞いているので、今年は単価に期待したいです」と30年産を振り返りました。