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「自然の猛威実感」アスパラガス出荷反省会
2018年12月12日トピックス

小林部会長は感謝を伝えるとともに、次年度の豊作を願った
日付12/4
JA北越後のアスパラガス部会は、30年度の出荷反省検討会を開きました。関係者48人が参加し、本年の作柄の特徴や次年度の対策、市場での販売状況等を確認しました。また、アスパラガス栽培出荷共励会授賞式も同時に開きました。面積20a以上の部の最優秀賞に横野正之さん、優秀賞に斎藤喜一郎さん。面積10a以上の部では、最優秀賞に宮村キヨ子さん、優秀賞に斎藤勸さんが選ばれました。
30年度の実績は、出荷数量104,455.1㎏で、前年対比で87.3%となりました。作況は、3~4月の春芽の出荷量は昨年に比べ増加。その後、ゴールデンウイーク以降の低温や豪雨、また6~8月上旬にかけての継続的な高温の影響で、夏芽の収量は落ち込みました。市場関係者は「29年度は春芽のアスパラガスは不作だったが、30年度は持ち直しました。ただ、夏芽は暑さの影響もあり、出荷量に伸び悩んだ年となりました。北越後産のアスパラガスは、品質が褒められ、市場も強気に販売できる商品です。31年度は出荷量増加を願い、農家の皆さんの努力を単価に結び付けられるよう努めたいです」と振り返りました。
同部会の小林美雄部会長は「部会が発足して20年以上たつが、今年は今だかつてない天候の中での栽培となりました。そんな中、受賞者をはじめ生産者の皆さんにはたくさん出荷していただき、本当にありがたく思います」と、参加者らに感謝を述べました。