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次年度に活かす対策と土づくりを

部会員を激励する櫻井部会長
日付12/12
当JAの稲作部会は、30年度の高品質・良食味米生産実証会表彰式並びに、作柄反省検討会を開きました。関係者ら60人が参加して、30年産の概況の確認と土づくりにおける講演会を行いました。実証会では、定められた審査基準の上位者に対して、表彰式を行いました。
30年産米の概況は、下越北の作況指数が90、新潟県では作況指数が95を記録しました。当JA管内のコシヒカリ1等米比率が66.7%、こしいぶきでは82.8%となりました。今年は6月下旬ごろからの記録的な好天と高温から一転して、8月下旬以降は日照不足と長雨が続きました。あわせて大型の台風が襲来し、30年産米の収量、品質に大きな影響を与えました。問題点及び課題としては、早期良質茎の確保、自然災害への備え、適正籾数の確保、肥培管理の徹底が挙がり、31年産米に向け、これらの問題点、課題を解決すべく、重点技術対策案が示されました。
同部会の櫻井賢七部会長は「過去5年間を振り返って考えると、豊作と言えた年は1年ほどでしたね。今年はとくに台風や日照不足で作も落ちました。来年に向け、初心に戻って土づくりなどをしっかりと学び、豊作を目指しましょう」と、参加者を激励しました。
表彰式では、個人の部で7人、団体の部で3団体、酒米の部で2人が表彰を受けました。結果は、下記の通りです。
最優秀賞 富樫 隆一さん(菅谷地区)
優秀賞 小野 彰さん(菅谷地区)
今井 隆一さん(川東地区)
優良賞 渋谷 芳男さん(川東地区)
星野 敬一さん(川東地区)
遠藤 三知男さん(川東地区)
山口 幸一さん(新発田地区)
団体の部
1位 上三光農家組合
2位 下大友稲作部会
3位 下楠川生産組合
酒米の部
最優秀賞 (農)松浦アグリテック
優秀賞 山口 亥司さん(菅谷地区)