JA北越後

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クリスマス商戦に向け、越後姫活況

2018年12月18日トピックス

沢山の人に味わってもらいたいと収穫したばかりの越後姫と杉林さん

日付12/17

 

クリスマスに向け、新潟県産のいちごである越後姫の需要が高まっています。新発田市紫雲寺地区の杉林武さんの越後姫圃場でも続々と出荷が行われています。週3回、約50パックずつが出荷され、多いときは1回の出荷が100パックを超えました。当JAでは、年内で3万から4万パックの出荷を見込みます。

杉林さんは、20aのハウス圃場で父、息子とともに3代で越後姫栽培を行うベテラン農家です。今までは、2月ごろから出荷が始まる促成作型の越後姫栽培が主でしたが、31年産より、ハウスを増設し、11月中旬から出荷できる超促成作型に初めて取り組みました。土耕栽培をしていたハウスもすべて高設栽培に切替え、苗の夜冷処理施設を導入しました。「初めて超促成作型に取り組みましたが、出来は良く、出荷は順調です。11月中旬から出荷が始まり、サイズも大きいものから少しずつ落ち着いてきています。次作は、超促成作型をさらに増やすことも考えています」と杉林さんは初挑戦を振り返ります。

生産者の栽培管理技術が向上し、記録的な酷暑を乗り切った苗は強く、秋口の気温も追い風となり、越後姫の収量は伸びています。高品質で食味も抜群と市場関係者からも高評価です。「うちの越後姫は、甘いばかりじゃなく、いちご特有の酸味とのバランスが上手く取れた自慢の一品。クリスマスを含め、春に向けて沢山の人に味わってもらいたいですね」と杉林さんは力を込めました。

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