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北越後産ねぎの魅力を次年度もPR
2019年03月27日トピックス

参加者らを激励する後藤部会長
日付3/26
北越後農協ねぎ部会は、新発田市内で30年度の通常総会を開きました。30年度の事業報告並びに収支決算など全4号議案が承認され、役員改選が行われました。部会長に後藤健一さん、新副部会長に大沼智さん、中野佑一さんが就任しました。
総会後には研修会も行われました。JA全農にいがたの園芸部野菜果実課の木村侑貴さんが、30年度の野菜販売概況について説明しました。30年度は夏の高温干ばつによる出荷量減と、10月の高温による秋冬野菜の生育前進及び集中出荷など、気象条件に大きく影響を受けた年となりました。また、品目別の出荷・販売状況について、秋冬野菜の「やわ肌ねぎ」は、台風や降雨により出荷遅れとなりました。価格面では10月までは高値となりましたが、11月以降は青森や千葉など主産県の出荷量増加により、平年並みに推移しました。
新発田農業普及指導センターの谷内田学普及員は、31年度のねぎ栽培における重点病害虫の対策について説明しました。30年度に発生した、葉が黄化する萎凋病の反省を踏まえ、土壌分析や施肥管理について解説しました。
後藤部会長は「現在ねぎ部会は、高齢化や作付面積減少といった問題を抱えていますが、魅力あふれる北越後のねぎのPRをこれからも継続していきましょう。そして一年後、良い年だったと皆で笑えるように、管理の徹底に努めましょう」と、参加者の皆さんを激励しました。