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30年産の作柄とR1年産の課題を確認
2019年06月01日トピックス

FG袋のデザインを刷新、親しまれる品目目指す
日付 5/28
北越後農協オータムポエム部会は、新発田市内にて第11回目通常総会ならびに出荷反省検討会を開き、関係者20人が出席しました。通常総会では、各議案が可決、承認されました。出荷反省会では、30年産の作柄からR1年産の課題を確認しました。
30年産オータムポエムの実績は、栽培面積290.6a、生産者71人、出荷数量22.1t、販売金額1,560万円、単価は704円/kgとなりました。降雪が少なく、生育は順調に推移して収量は前年より約4t増加しましたが、暖冬傾向から葉物全般の出荷量が多く、単価安に苦しんだ1年になりました。
R1年産は、食味のよい12月に1番とうを収穫するために播種を移植で9月下旬ごろに行うことを標準化しました。また、連作による発生増加が懸念される根こぶ病、低温多湿で発生しやすい菌核病の対策を普及指導センターが説明しました。圃場が年数を重ねて古くなってきていることから緑肥の導入や土壌還元消毒が連作障害の対策として挙げられました。
市場関係者は「暖冬の影響で5月現在も野菜全般の単価推移が見通しづらい状況です。そのなかでも販売先で評価の高い北越後産オータムポエムを市場もしっかりと販売していきます」と部会員に呼びかけました。
R1年産は、販売で使用するFG袋の刷新も行う予定となっており、当JA新マスコットキャラクターの「きたっち」が掲載されます。同部会と当JAでオータムポエムがより身近な野菜になることを目指します。