JA北越後

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ドローンによる除草剤散布を実演

2019年06月04日トピックス

粒剤を積載して圃場に飛び立つドローン

日付5/31

 

当JAと全農にいがたは、ドローンによる除草剤散布の実演会を開きました。会場は、同月9日にドローンによる直播実演会を行った聖籠町蓮潟地区。実演会では、メーカーの(株)丸山製作所がドローンを操縦し、除草剤を散布しました。

実演した圃場の内容は、面積10a、播種量で乾もみ換算約3kg/10aのコシヒカリBLを直播した圃場。生育状況では、出芽・苗立ち数が66.8本/㎡を観測しました。

実演会で使用したドローンは、同社の型式「MMC9410AC-1」で除草剤は協友アグリ(株)の「イッソウ1キロ粒剤」を使用し、散布作業は約1分で完了しました。

実証圃場を提供する阿部孝一さんが代表を務める杉谷内農事組合法人でもH30年からドローンによる薬剤散布を実施しています。その時の作業時間が1haで約10分、1日で最大15haの散布作業を行いました。ただ、圃場条件としては、ある程度基盤整備がされている平場の圃場となります。異なる条件の圃場では、同じようにはならないと阿部さんは話します。「それでもドローンを使用することで作業スケジュールの見通しが立てやすく、作期の調整に役立ちます。これからの作業はもちろん、収穫期の作業効率など色々と比較していきたいですね」と阿部さんは先を見据えます。

次回は、同地区の圃場で8月に殺虫殺菌剤等の散布を行う予定です。

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