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収穫前の生育と着果量を確認
2019年06月13日トピックス

挨拶をする渡辺新組合長
日付 6/4
聖籠町桜桃栽培出荷組合は、聖籠町内にて総会ならびに出荷会議を開き、関係者36人が出席しました。総会では、各議案が可決、承認となり、同時に行われた役員改選で新役員が決定しました。新組合長に渡辺哲文さん、新副組合長に水島雄一さん、岩渕昭彦さんが就任しました。出荷会議では、R1年産の生育状況と着果量調査の報告が普及指導センターから行われました。
R1年産佐藤錦の生育は、開花盛りが4月26日となり、例年より7日遅く推移しました。5月下旬時点での果実横径はやや小さめで推移しており、5月中旬ごろの降雨が影響しました。
着果量調査では、聖籠地区の6圃場と五十公野地区の2圃場の計8圃場で行われました。全体的に花の数は多かったものの、満開期までの高温とその後の降雨が着果量に影響しました。降雨前に満開になった圃場では、側枝1mあたり平均43.4果の着果がありましたが、満開期と降雨が重なった圃場では、側枝1mあたり平均11.1果と大きく差が出ました。
収穫までの栽培管理では、着色管理と裂果防止を徹底していきます。渡辺新組合長は「さくらんぼは毎年勉強しながらの栽培です。出荷量の見通しが難しい状況ですが、消費者に喜ばれるさくらんぼを出荷したい。新組合長として生産者皆さんからのご協力をお願いします」と挨拶しました。