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「越後姫を全国一のいちごに」北越後農協いちご部会の本間正司さんが緑白綬有功章を受賞

2019年11月25日トピックス

緑白綬有功章を受賞した本間正司さん

日付 11/22

「越後姫を全国一のいちごに」と力強く話す北越後農協いちご部会の本間正司さん。11月21日に東京都内で公益財団法人大日本農会が主催する農事功績表彰にて緑白綬有功章を受賞しました。新潟県産ブランドいちご「越後姫」の育ての親として栽培技術確立に寄与したこと。いちご部会の代表として生産と販路拡大を推進し、産地発展に貢献したこと。いちご産地の継続的な発展に向けて、後継者育成に尽力されたことが表彰に繋がりました。

本間さんは、農業歴51年、子供たちに自分で作った美味しいいちごを食べさせたいとの思いから1978年よりいちご栽培をスタートしました。当時は、「宝交早生」を栽培していましたが、収穫期間が短く、水稲の作業と重なって負担が大きいものでした。新品種の育成を強く要望していた最中、1992年に新潟県からの依頼で育成途中の系統の試作を行いました。その中で食味の評価が最も高く、長い期間収穫できる系統「おたま」に高い将来性を感じ、導入を決めました。系統「おたま」は、1994年に「越後姫」と命名され、1996年に品種登録されました。

系統「おたま」導入時は、食味は良いがうどんこ病などの病害に弱く、収量も「宝交早生」の半分程度でした。この弱点を克服するため、地区内及び部会内の生産者と情報交換を行い、県内外の先進地視察を積極的に行いました。そこから改善点を発見し、露地育苗からポット育苗を導入して苗質の改善に成功、また、収穫作業の緩和のために高設栽培の試作に取り組みました。これが作業の緩和と同時に着果が安定したで収量が増え、土耕栽培から高設栽培への切り替えが進みました。減収の要因となるうどんこ病に対しても栽培管理や防除のタイミング、薬剤の試行を幾度と重ね、効果的な防除方法を確立しました。

2019年現在、当JA生産部会の中で若い生産者の加入率が一番高いいちご部会。本間さんは、若い生産者に「いちご栽培は期間が長いので気を抜くことなく、笑顔で反省会を迎えられるように頑張れ」と自身の経験を交えながら声をかけます。「越後姫の品質は全国で一番になれると信じています。米といえば新潟と同じようにいちごといえば新潟となるように生産する側と消費する側、ともに魅力溢れる越後姫をこれからも栽培していきたいです」と本間さんは越後姫の将来に期待を込めます。

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