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苦難の年を乗り越えた金・銀・銅賞米を表彰

金賞米を受賞した津田修一さん(右)と表彰状を授与する二階堂馨市長(左)

受賞者の皆さんと二階堂馨市長
日付12/3
新発田市役所本庁舎にて同市主催による「2019新発田のおいしい米コンテスト」の表彰式が開かれました。1等米比率が新潟県内で30%に満たない苦難の年を乗り越えた新発田のおいしいお米上位3位が出揃いました。金賞米には、新発田市五十公野地区の津田修一さん(68)が受賞。銀賞米に同じく新発田市五十公野地区の(農)山内生産組合、銅賞米に新発田市豊浦地区の株式会社新発田ファームが受賞しました。受賞者に二階堂馨新発田市長は「今年は新潟県下で1等米比率が大変厳しい結果でしたが、新発田のおいしいお米を生産いただいたことに感謝申し上げます。夏の猛暑をはじめ様々な問題を乗り越え、栽培、出荷された皆さんのお米を新発田市でPRし、おいしいお米が新発田にあることを多くの人に知ってもらえるよう取り組みます」と1年の苦労を労いました。
金賞米を受賞した津田さんは、水稲6haを経営します。津田さんの集落では、19年産コシヒカリの1等米比率が8割を超えました。「地元の宣伝になる金賞米の受賞は大変嬉しいし、信頼にも繋がります。今年もいつも通り水管理と除草の管理を徹底しました。次年度も耕作放棄地を増やさないようにいつも通りに米作りを頑張りたいです」と津田さんは金賞米受賞を振り返りました。
「2019新発田のおいしい米コンテスト」には、過去最多の総勢83経営体が参加しました。それぞれのコシヒカリBL玄米300gを提出し、審査が行われました。第一次審査では、食味評価機器で整粒歩合、タンパク含有量)を評価。第二次審査では、味度メーターで2回測定した平均値を評価し、上位10点の生産者に絞り込みを行います。最終審査では、上位10点の精米3合の食味官能審査を行い、上位から金賞米、銀賞米、銅賞米を決定します。