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反収増で現状打開を目指す JA北越後アスパラガス部会
2019年12月06日トピックス

反収増で現状打開を呼び掛ける小林美雄部会長

出荷共励会授賞おめでとうございます
日付12/4
JA北越後アスパラガス部会は、新発田市内でR1年度の出荷反省検討会を開きました。関係者ら50人が参加し、本年の作柄の特徴や次年度の対策、市場での販売状況等を確認しました。R1年度の実績は、前年対比で出荷数量97.3%、販売金額96.4%となりました。生産者が前年から10人減少しましたが、反収が577㎏と前年対比115%で盛り返しました。同部会では、反収増となる施設化の推進と新たな部会員の加入を目標に現状打開を目指します。
R1年産の生育状況は、4月が低温傾向だったことで露地の萌芽が遅れたが5月の天候が回復したことで収量、品質は例年並みを確保しました。夏秋どり最盛期の8月一杯は、高温乾燥の気象条件で穂先が開いてしまうなど品質低下が目立ちました。
同部会の小林美雄部会長は「数字が伸びず、部会としては苦しい状況が続いています。反収が上がっているのは施設化が少しずつ進んだ結果だと思っています。若い生産者の加入推進を図るとともにJAや市がバックアップしているアスパラガスを今一度盛り上げるべく頑張っていきましょう」と参加者らに呼び掛けました。
同会では、アスパラガス栽培出荷共励会授賞式も同時に開きました。面積20a以上の部の最優秀賞に部会長の小林美雄さん、優秀賞に近藤信雄さん。面積10a以上の部では、最優秀賞に渡辺孝さん。優秀賞に京野寿一さんが選ばれ、当JAの齋藤松郎経営管理委員会会長より賞状が贈られました。