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砂里芋、1億600万円で過去最高の販売金額に

R2年産に向け、さといも部会一丸となって栽培に取り組む
北越後農協さといも部会は、聖籠町内にて通常総会と出荷反省会を開催し、総勢20人が参加しました。R1年産の砂里芋の実績は、出荷面積1,588a、出荷数量246t、販売金額は約1億600万円となり、過去最高の成績となりました。ネット通販の販売先拡充とあわせ3年目となったプライベートブランドでの販売も好調。剥いたさといもを真空パックにした加工品販売も追い風となりました。
同部会員の人数も年々増加し、R1年度では、20人が作付を行いました。キロ単価は、約430円と高単価となり、10aあたりの平均販売額は661千円となりました。
R1年産の作柄は、販売金額と対象に良い結果ではありませんでした。夏場の高温による水不足と秋に発生した台風の影響で芋の肥大が進まずに小玉傾向に推移。また、目標反収2.5tに対して1.5tとなり、多くの圃場で収量が上がりませんでした。品質では2段芋や芽つぶれが多く、A品率が前年より1パーセント下落(31.2%)となりました。同部会では、A品率を向上目指し、夏場における水管理の徹底と石灰肥料の施肥で改善を図ることを確認しました。
同部会の小林八寿夫部会長は「販売金額が過去最高となったのは部会員の努力の結果です。ただ、残念ながら個人間の成績を見ると結構な差がありました。この差をできるだけ縮めて、A品率の向上と収量アップを目指し、さらなる食味の向上を目指してR2年産の栽培に取り組みましょう」と呼びかけました。
※4/18付の日本農業新聞新潟県版に掲載されましたこちらの記事で、販売金額に誤りがございましたので訂正いたします。日本農業新聞では、販売金額1,060万円と掲載になっていたところ正しくは1億600万円となります。大変申し訳ございませんでした。