最新情報
初夏の旬、さくらんぼ最盛期に
2020年06月16日トピックス

収穫間近の佐藤錦を確認する浅香隆さん(右)と父親の幸作さん(左)
新潟県一のさくらんぼ生産地である当JA管内でさくらんぼの収穫が最盛期に入りました。新発田市五十公野地区にあるアサカ農園の浅香隆さんの圃場でも6月13日より収穫作業が本格化しました。「暖冬の影響が心配でしたが、実の付き方も良く、収量もサイズもL玉中心で期待できそうです」と隆さんは話します。超短期決戦となるさくらんぼの出荷は、6月一杯まで続く見込みです。
R2年産の作柄は、収穫が例年より3日ほど遅れましたが、各品種の色付きが一気に進みました。最盛期中盤に作業が本格化する主品種の佐藤錦と早生品種の出荷時期にあまり差が無い状態です。各品種とも安定していて食味が良く、近年の不作を跳ね返す絶好の機会となりました。「R2年産は、近年と比較して豊作になりそうです。贈答用はもちろんパック売りにも力を入れていきたいですね。多くの人から美味しいといわれるさくらんぼを提供できるよう頑張りたいです」と隆さんは意気込みます。
新発田市五十公野地区は、新潟県さくらんぼ栽培の発祥の地。明治時代に果樹園がひらかれてから130年を超えるさくらんぼ栽培の歴史があります。今年でさくらんぼ栽培6年目を迎えた隆さんも父親の幸作さんの後を継いで5代目となりました。自然堤防の肥沃な土壌を活用した圃場には、10品種、180本のさくらんぼを栽培しています。
