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異常気象跳ね除け秋ブロッコリーの実績伸びる
2021年02月20日トピックス

反収1t以上、素晴らしいA品出荷率を記録されました
北越後農協ブロッコリー部会は、営農センターで通常総会ならびにR2年産ブロッコリーの出荷反省検討会、R3年産の春ブロッコリー栽培指導会を開きました。部会員、JA、市場関係者を含めた39人が出席しました。
R2年産ブロッコリーの実績は、春ブロッコリーが742a、秋ブロッコリーが1,268aに作付しました。春作と秋作の合計出荷量は、139.6t、販売金額は、4,325万円。春、秋ともに栽培面積が縮小しましたが、秋ブロッコリーの出荷数量、販売金額が前年対比で105%以上となり、春と秋をあわせて前年並みの実績となりました。
作柄では、9月上旬のフェーン現象による影響から生育が遅れ、例年ピークの10月中旬には品物が少ない状態となりました。出荷が遅れたことにより、平年出荷量が少ない11月上旬が前年の2倍以上の出荷量となりました。前年多発した黒すす病は、防除の徹底により小規模の発生に留まり、11月下旬も天候が安定したため出荷が進みました。
市場関係者からは「毎年の異常気象で栽培管理が難しい中、沢山の出荷をいただきました。指名される産地となっている今、さらなる品質向上と安定出荷をお願いします」と参加者を激励しました。
出荷反省会では、出荷共励会も併せて開催され、春ブロッコリー、秋ブロッコリー栽培において優秀な成績を収めた2人の生産者が表彰されました。表彰者は、下記の通り。
【春ブロッコリーの部】
最優秀賞 金塚地区 近 敏幸さん
【秋ブロッコリーの部】
最優秀賞 金塚地区 (農)下坂町