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五十公野産さくらんぼ盛況!出荷作業に全力
2021年06月12日トピックス

さくらんぼの出荷作業がこれからピークを迎えるアサカ農園
日付6/11
新潟県のさくらんぼ発祥の地である新発田市五十公野地区のさくらんぼが盛況です。五十公野果樹組合の副組合長を務めるアサカ農園の浅香隆さんの直売所でさくらんぼの出荷作業が繁忙期に入りました。早生品種が6月3日から収穫が始まり、主要品種の佐藤錦も同月5日から収穫が始まりました。例年より1週間ほど早い収穫になりましたが、サイズ、糖度、着色のいずれも品質が高いです。「就農して7年目。今年が今までで一番出来がいいです。2L主体で昨年比の1.5倍以上の収量が見込めます」と浅香さんは話します。
五十公野地区は、旧河川の自然堤防の上にある肥沃な土壌で水はけが良く、大玉で糖度の高いさくらんぼが収穫されます。浅香さんは、この土壌を活用した圃場に10品種、180本のさくらんぼを栽培します。超短期決戦の収穫作業と出荷作業には、最大20人態勢で作業に当たります。作業のピークは、6月の3週目で、「佐藤錦」が同月20日ごろまで。晩成品種である「紅秀峰」などが同月25日ごろまでの作業を見込みます。「品質はもちろん数量が確保できるので自信を持って提供します。新発田の伝統的な果樹であるさくらんぼをもっと身近に感じてもらえれば嬉しいですね」と浅香さんは意気込みます。
「佐藤錦」、「紅秀峰」、「紅佐藤」の3品種を主力に、アサカ農園の直売所と市内のインショップやJA北越後農産物直売所で販売を行う浅香さん。近年、新発田市が取り扱うふるさと納税返礼品でも人気の品となっています。