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4JA合同 肉牛枝肉勉強会で学ぶ
2021年07月30日トピックス
7月15日に4JA合同で肉牛の勉強会が行われました。本会は、生産者が肥育したそれぞれの枝肉を実際に見て、全農にいがた県本部畜産課からの講評と肥育技術の向上と畜産経営の安定を図るもの。会場となった新潟市食肉センターには、JA新潟みらい、JA新潟市、JA北蒲みなみ、JA北越後の生産者12名が集まりました。JA東日本くみあい飼料㈱から飼料の原料情勢や牧草の作況などの説明がなされ、生産者は今後の飼育に関しての見識を深められました。
勉強会には、去勢牛6頭、雌牛2頭の合計8頭が出品されました。昨今の和牛はエサをしっかり食べて、枝肉の重量がとれている報告がなされました。今回、最優秀賞に選ばれたのが、JA北越後管内の生産者である猪股一直さん(62)。枝肉が8頭の中で牛枝肉取引規格の基準により高い値を出しました。枝肉重量は大きく、枝肉のつくりは非常にきれいでしっかりしたものであったことが最優秀賞に選ばれた理由です。
JA北越後の営農販売部畜産課の池田将大担当は、「JA間の情報交換や生産者の枝肉評価があり、生産者の意欲に繋がる良い機会です。JA職員も勉強になるので、これからも積極的に取り組んでいきたい」と話されました。