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加工用野菜部会、たまねぎ定植準備始まる
2021年10月11日トピックス
北越後農協加工用野菜部会は8日、同農協の青果物集出荷センターで加工用たまねぎの定植(10月20日前後)から越冬前までの管理についての指導会を行いました。新発田農業普及指導センターの松枝直美主査普及指導員から今期の気象傾向と生育経過の説明がなされました。参加した生産者らは、今後の定植に向けた育苗管理について改めて作業行程を確認しました。続いて、JA全農新潟園芸部野菜果実課の大柴貴司調査役は、たまねぎ広域集出荷施設について、21年度の共同計算収支、22年度の集荷案について説明し、農家所得の向上に向けて生産者の利用を募りました。同施設を利用する利点の一つには、たまねぎの根と葉のカット作業が軽減され、生産者の調整作業とする部分が省力化され作業効率があがることです。
同部会の遠藤博部会長は「苗の育成は今のところ順調である。これから本畑に苗を移すことになるが、22年産もよい結果を出していきたい。毎年この勉強会を機会として、分からない点はベテラン生産者に確認し、適期の定植と病害虫防除を徹底し収量向上を目指してもらいたい」と話しました。