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JGAP団体認証取得へ前進 北越後農協里芋部会が出荷会議

2021年10月14日トピックス

JGAPの必要性を説明する小林部会長

日付10/8

北越後農協さといも部会は、10月末から始まる砂里芋の最盛期に向け、出荷会議を開きました。関係者26人が参加し、JGAP団体認証取得に向けた帳票の作成方法や出荷品質の統一、現在の生育状況などが話し合われました。JGAP認証の取得により信頼できる産地をアピールしながら砂里芋の付加価値向上を目指します。

同部会は、当JAの生産部会で初のJGAP団体認証の取得を目指しています。出荷会議とあわせて行われた研修では、各種帳票の記入方法の説明が行われました。記入例を交えてJA全中の城向孝洋アドバイザーと当JA園芸振興課の神田太一課長補佐が解説しました。帳票は、砂里芋の栽培に必要な圃場や機械の台帳から作業場のレイアウト図、生産者の組織図など多岐に渡ります。部会員から様々な質問が出され、積極的な質疑応答が行われました。10月末にかけて帳票の提出を完了し、年内は現地確認を中心に行われます。次年度に内部監査や審査が行われ、R4年12月の認可を取得する予定です。

R3年産は、梅雨明けが早く、7月後半から8月にかけての高温の影響で生育が若干遅れ、昨年より10日遅れの出荷となりました。これから収穫最盛期に入り、適期収穫に努めながら22年の3月末までの出荷を行います。

同部会の小林八寿夫部会長は「砂里芋の最盛期になりますが、適期作業で良いものを沢山出荷していきましょう。産地の将来を考え、JGAPが今後必要になってきます。取得に向けて部会全体で取り組んでいきましょう」と呼びかけました。

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