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ヤマノイモ 地場から県内での消費増を図る
2021年11月26日トピックス

身近なところから広まって欲しいと呼び掛ける若手生産者
日付 11/17
新発田市米倉地区特産であるヤマノイモが出荷の繁忙期を迎えました。北越後ヤマノイモ部会は、関係者14人で同地区にある集荷場にて選別・出荷作業が行われました。R3年産は、8月中旬の天候不順の影響により形状が安定せず、サイズ、収量は前年を下回る結果となりました。昨年に引き続きコロナ禍の影響が大きく、11月下旬から始まる関西中心の出荷が例年の水準に戻りません。県内市場をはじめ、JA北越後農産物直売こったま~やなどの直売所、インショップでの販売を強化し、地場での消費増を図っていきます。同部会の渡辺芳輝部会長は「関西はもちろんだが新発田から新潟県内での認知度を高めていきたいです。出荷するまでに手間は掛かりますが、美味しいヤマノイモを一人でも多くの人に知ってもらい、食べてもらえれば嬉しいです」と意気込みます。
選別作業では、ヤマノイモを各サイズ(Sから5Lまで)に選別し、そこから形状や状態を確認して等級ごとにまとめていきます。その後、出荷専用の段ボールに並べられ、品質を保つためオガクズを詰めて封をします。R3年産は、2Lから3Lが例年より多く、優品や良品が多い傾向となりました。
同部会は、生産者9人、総作付面積が70a、出荷量は3tで200万円の販売を目指します。