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A品率向上と産地の活性化を目指して
2021年12月17日トピックス

出荷共励会で表彰された横野さん(中右)、五十嵐さん(中左)
日付12/9
JA北越後アスパラガス部会は、R3年産の出荷反省検討会を営農センターで開きました。関係者39人が参加し、本年の作柄の特徴や次年度の対策、市場での販売状況等を確認しました。R3年産の実績は、出荷数量102,574㎏、販売金額128,855千円。前年対比で出荷数量103%、販売金額109%となりました。生産者が前年から7人減少しましたが、反収が663.1㎏と前年対比で105%と上回りました。同部会では、A品率向上のため圃場施設化の重要性と適正時期の立茎や防除、排水対策を確認。あわせて新規部会員の加入推進、新植や改植の推進を行い、産地の活性化を目指します。
同部会の小林美雄部会長は「圃場の施設化が徐々に進んできたところ、夏の異常気象が影響して品質が低下したのが残念でした。次年度に対応を引き継ぐとともに部会の活性化を図っていきたいです」と参加者に呼び掛けました。
同会では、アスパラガス栽培出荷共励会授賞式も同時に開きました。面積20a以上の部では最優秀賞に紫雲寺地区の横野正之さん、優秀賞に紫雲寺地区の滝沢誠樹さん。面積10a以上の部では最優秀賞に五十公野地区の五十嵐廣明さんが受賞しました。