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畜産部会が新潟県と討議会 厳しい畜産情勢克服へ
2022年08月04日トピックス
JA北越後畜産部会は7月29日、新潟県農林水産部畜産課と「どうする新潟の畜産」をテーマに討議会を開催しました。部会員やJA常勤役員、関係団体など約20名が出席しました。部会遠藤敏文会長は挨拶で「近年の畜産情勢はコロナ禍の影響を受け肉畜価格や生乳需要低迷。また、配合飼料の高騰により大変厳しい状況である。関係者で意見を出し合い、今後の進め方について対策を見出したい」と話されました。討議会では酪農、繁殖肉牛、養豚と各畜種の生産者が経営や生産面の現状を話しました。その上で、自給飼料率の向上、経営診断の活用など対応策について、意見を出しあいました。討議会の終盤では同部会遠藤会長より新潟県農林水産部畜産課朝比奈均課長へ、配合飼料に対する支援要望書を手渡しました。今回の討議会で座長を務めた獣医師加藤博幸さんは「現状を共に認識し、畜産農家の声を伝えていくことが大切である。畜産の経営基盤を強化しなければならない」と訴えました。